2023年時点で、社会人5年目のエンジニアのそらたです。
この記事では、未経験からエンジニア就職した私が過去4年間の経験でのハードワークや転職・エンジニアとしての成長に関する体験談を記載します。
未経験からエンジニアになりたいと考えている方、現在エンジニアで転職しようかどうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
未経験からエンジニア就職
私が経済学部生だったということもあり、就活時には主に金融関係の会社のインターンに行っていました。
しかし、参加していく中で金融の仕事に興味が持てず、他の業界を見ていく中でプログラミングのインターンに参加し興味を持ったのがエンジニアとして働くことへのきっかけでした。
情報系の学部でもなく理系でもない私がエンジニアとして採用してもらうのが難しいのではと考えていましたが、入社したいと思えるITのベンチャー企業から幸運にも内定を貰うことができました。
1社目(ベンチャー)
同期との差を痛感した技術研修
Webアプリを2~3週間掛けて作成する技術研修があったのですが、ここで同期との差を痛感することになりました。
差を感じたのは主に開発速度に関してで、一番速い人相手には3,4倍は遅かったと思っています。
私の会社の同期のエンジニアは理系の院卒が多く研究の中でプログラミングに触れていた人もいたということも関係していますが、元々負けず嫌いな性格なので悔しかったことを記憶しています。
本配属: 12時を回って開発
研修が終わり、適正に応じてチームに本配属される形になりました。
私が配属されたのは、開発/保守の両方をバランス良く行うことのできるチームでした。
最初から開発に参画した訳ではなく、数カ月は保守として本番コードを書いていくことに慣れた後に開発に携わる形になりました。
そして開発に入った中では、保守との難易度の差を感じ時間を費やすことが多くなりました。
会社から強制されていた訳ではないのですが、タスクの期限に追われる形で1週間の殆どを12時を回って開発することもありました。
最初はしんどかったですが、ある程度のハードワークをこなすと自然と遅くまで働くことに慣れていきましたし、やはり開発が完了した後の達成感が嬉しかったです。
別チームのメイン担当に
2年目の途中から、案件のメイン担当になりました。(初配属のチームとは別のチームです。)
ここのチームでも開発/保守を行っていました。
メイン担当としてお客様と話す機会も多く、仕事に充実感を持って働けていたと思います。
転職
メイン担当になり充実感を持って働けてはいたのですが、徐々に開発案件が減り保守を行う時間が増えたため、エンジニアとしての成長を考えた際にこのままで良いのか疑問に思うことが増えてきました。
会社にも開発案件に移れないかどうか打診はしていたのですが、チームの状況的にすぐには厳しいという話になり、転職サイトに登録し外部の会社を探すようになりました。
選考を受けて行った結果、「機能開発の経験が積める」・「会社として拡大フェーズ」のスタートアップに転職することに決めました。
開発をしてスキルを高めたかったと同時に、スタートアップなら会社の成長も感じることができると考えたからです。
2社目(スタートアップ)
社会人3年目(24歳)時点でスタートアップに転職しました。
怒涛の開発ラッシュ
立ち上げから歴が浅いスタートアップなので、開発案件がたくさんありました。
メインプロダクトのアプリであったり、裏側のツールであったり、ありがたいことに入った段階から多くの経験を積めました。
その分忙しさもありましたが、前職の最後の時期に開発をすることが少なくなっていた私にとっては最高の環境でした。
システム立ち上げを経験
入社して半年程度経ち成果が認められてきたからか、システム立ち上げのリーダーを任せてもらえることになりました。
周りのサポートを受けながらですがシステム全体の設計から開発/テストまで経験し、実際に使用されるプロダクトになり現在も運用をしています。
新しく経験することがとても多かったので、立ち上げ当初は相当苦労しました。設計やプロトタイプのレビューでダメ出しをされることもありました。
また、私を含めて2人チームでの開発だったので、3カ月連続で60~70時間程度残業している時期もありました。
ですが、得られるものも多く、システムの運用段階になった時に達成感や成長を感じました。
辛い時期を乗り越えて運用段階まで持っていった達成感と、初期から設計/開発を行ったからこその技術力・企画力の成長だと考えています。
まとめ
未経験でエンジニアのキャリアをスタートし、色々な壁にぶつかりながらも充実感を持って働けています。
周りでも未経験から開始して活躍しているエンジニアは少なくないですし、未経験でも十分活躍できると思います。
また、今の環境でやりたいことができていない/合わないと思ったら、現職に拘らず転職を視野に入れることも1つの手段だと思います。
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