バグを出してお客様や関係者に迷惑がかかってしまった、緊急対応が必要になってしまった。。
バグを出すと、程度の差はあれど落ち込んでしまいますよね。
しかし、出すたびに落ち込んでしまうとメンタルが持ちません。
若手の時は比較的バグを出してしまうが多いと思うので、バグに対する向き合い方が大切になってきます。
どんな人でもバグは出す
周りの先輩エンジニアを見てください。人によって頻度や影響の大きさの差はあっても、何らかのバグを出しているかと思います。
バグを出しているのはあなただけではありません。今後プログラムを書いている限り、バグとはずっと付き合っていくことになります。
しかし、年数を重ねているエンジニアはバグに対しての向き合い方が上手な人が多いです。バグは発生してしまうものだということを理解しています。
バグは誰でも出すものと考えて、過度に落ち込まないようにしましょう。
真面目過ぎると、すぐにメンタルがやられてしまいます。
落ち着いて対応しよう
先程記載したようにバグは誰でも出すものなので、その後の対応が大切です。
バグを出しても、急がずに落ち着いて対応しましょう。焦って対応すると二次被害が発生してしまうかもしれません。
二次被害を発生させないために、下記3点を意識するようにしましょう。
- 影響範囲を明確にする
- 関係者への連絡を怠らない
- 無理に1人で対応せずに協力を求める
バグの影響範囲調査をして漏れがあったら、修正リリース後にまた修正が必要になるかもしれません。
連絡が疎かになっていると、関係者は不安になります。
しかし、影響確認と連絡の全てを1人で行うのは負担が大きいです。先輩エンジニアの力を借りる等して、適切に対応を進めていきましょう。
バグの頻度が高いと思ったら、普段の開発方法を見直そう
かといって、リリースの度にバグを出してしまっていたり、周りの人に比べて明らかにバグの回数が多い場合は開発方法の見直しが必要になってきます。
設計時点で影響範囲の考慮漏れがないか
設計のどこまでを担当するかは人によりけりだと思いますが、例えばプログラムを書く前にどのように実装するか概要を考えているはずです。
他の機能にも影響が出る箇所など、影響範囲は実装前に確認しておく必要があります。
もし自分だけで影響範囲が適切にできているか不安な場合、先輩エンジニアにも確認しておきましょう。
テストケースが足りているか
綺麗に実装できていたと思っても、テストパターン不足はバグの発生に直結します。
ユーザの操作パターンやデータパターンを十分過ぎるくらい洗い出しましょう。適切に洗い出せていれば、もしバグが出るとしても軽微な不具合程度で済みます。
動作確認の時間を十分取れているか
開発に時間をかけ過ぎて、動作確認の時間がしっかり取れていない方もいるのではないでしょうか?
私も、特に新卒1年目の頃は期限のギリギリまでコードを書いていて動作確認を行う時間がよく不足していました。
ですが、勿論期限ギリギリまで開発しているとバグは発生しやすいです。
例えば、2週間後が期限であれば期限の2日前には開発を完了し、残った時間は動作確認/コード修正を行う時間にしていきたいですね。
まとめ
バグは誰でも出すものです。
過度に落ち込まないこと、その後の対応方法や普段の開発方法の見直しが大切になってきます。
初めはへこんでしまうことも多いと思いますが、経験を重ねるごとに上手く付き合っていけるようになります。
ITエンジニアを続けていくのならば、責任を背負い過ぎないようにして長く仕事を続けていけるように向き合ってきましょう!
また、バグを出してメンタルが落ち込んでしまっている人は下の記事も見て頂けると良いかと思います。仕事でメンタルが落ち込まないようにする思考法を紹介しています。
→真面目すぎる人ほど不調になる?メンタルが落ち込まないようにする思考法
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