フランスに旅行する際、「ストライキ」が気になる方もいるかもしれません。
私は、フランスから出国する際に運悪く(?)ストライキに遭遇したので、その時の経験談を記載します。
パリ市内から空港に向かっている時、ストライキに遭遇
朝起きて、最寄りの駅からシャルル・ド・ゴール国際空港(CDG)に向かっている時でした。
「RER B」線に乗っていて、乗車した次の駅までしかランプが点灯していなかったので何か嫌な雰囲気は感じました。
すると、電車内でスーツケースを持っていて明らかに観光客と分かる私たちを気にかけてくれたのか、現地の男性が話しかけて下さりストライキが発生していることが分かりました。
ニュース記事によると、年金制度改革に反対するストライキだった様子。
ストライキと対応方法を教えてもらう
先程の現地の男性によると、電車が動くことは見込めないので次の駅で降り、駅で情報を得てタクシーを拾うか他の交通手段を探した方が良いとのことでした。
(親切に説明してもらって、大変有り難かったです。)
ちなみに、ストライキのことを「strike」ではなく「movement」と説明しており、雰囲気で何となく理解はしたものの、最初は本当にストライキなのかどうかが分かりませんでした。
また、フランス語でストライキは「grève」と言うので、覚えておくと助けになるかもしれません。
タクシーを拾って空港まで到着
電車を降りた後、バスに乗る方法も考えましたが情報を探すのに時間が掛かると判断し、タクシーを拾うことに決めました。
まだ午前7時半頃だったためタクシーの数が少なく、見つけても賃走の状態で中々タクシーに乗車することができませんでした。
自分と友人で10分程度探してタクシーを捕まえられなかったので、地元の人にタクシーがよく停まるスポットを聞くことで何とかタクシーに乗車することができました。
(空港まで車で30分程度の距離を9時までに到着すれば良かったのですが、万が一のことを考えて若干焦りました。)
なお、パリ市内からCDG空港までは固定で53€(2023/01/19時点)だったので、思ったより高くはないなといった感じです。
ストライキが発生した際にどう対応すれば良いか
タクシーを使う
空港または目的地まで急いでいる場合、タクシーを拾うのが無難だと思われます。
金額は多少高くつきますが、調べる時間が掛からないので時間を節約できます。
アプリで情報を取得する
RATP(パリ交通公団)のアプリを使用すると、交通情報が分かるので便利です。
ストライキ時だけでなく、通常時も駅を探す際に便利なのでパリに旅行に行く際は予め入れておいても良いかもしれません。
ストライキは事前に分かる?
ストライキは事前に予定されていることが分かる場合もあります。
今回の場合、私は気づいていませんでしたが、前日の1/18時点で「在フランス日本国大使館」のサイトに情報が掲載されていました。
いつもストライキ情報が掲載されているとは限りませんが、フランス旅行中はインターネットでストライキの予定があるかどうか調べておくと良いと思います。
まとめ
この記事では、私がフランス旅行中にストライキに遭遇した話を記載しました。
日本ではあまり馴染みがないですが、調べてみるとストライキはフランス国民にとって日常的なものとのことです。
いきなりストライキに遭遇しても意外と対応はできましたが、事前にストライキを想定しておくとより楽に対応できそうですね!
また、海外旅行に行くついでに英語の勉強をしてみたいという方は↓の記事も是非見てみてください!
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