Pythonでアスタリスクを使用し配列を結合する方法を説明します。
他の方法との違いに関しても併せて記載しますので、アスタリスクを使用した配列操作のメリットを理解して頂ける内容になっていると思います。
環境
- Python: 3.11.2
アスタリスク(*)を使用して配列を結合
以下で実現できます。配列をアンパックして結合しているような形ですね。
JavaScriptのスプレッド構文と似ているので、個人的に使いやすいです。
a_list = [0, 1]
b_list = [2, 3, 4]
result_list = [*a_list, *b_list]
print(result_list)
# [0, 1, 2, 3, 4]
また、値を追加する際にも簡単に応用できるので扱いやすいですね。
元の配列の内容を書き換える破壊的な操作ではないこともメリットですね。
a_list = [0, 1]
added_number = 2
result_list = [*a_list, added_number]
print(result_list)
# [0, 1, 2]
print(a_list)
# [0, 1]
配列を結合する他の方法
ここでは、配列を結合する他の方法を紹介します。
プラス(+)演算子を使用
+演算子を使用する方法です。
単体の使い方としては良いのですが、配列に単一の値を追加する際には同じ構文を使用できません。
(append()などを使う必要があります。)
a_list = [0, 1]
b_list = [2, 3, 4]
result_list = a_list + b_list
print(result_list)
# [0, 1, 2, 3, 4]
extend()を使用
extend関数を使用する方法です。
元の配列を変更する破壊的操作になるので、使用する際には注意が必要です。
a_list = [0, 1]
b_list = [2, 3, 4]
a_list.extend(b_list)
print(a_list)
# [0, 1, 2, 3, 4]
まとめ
アスタリスクを使用して配列を結合する方法と、その他配列の結合方法に関して記載しました。
アスタリスクを使用する手法は結合として使用できるのはもちろん、同様な手法を値追加にも応用できます。
非破壊的な操作にしておくことができるのも良いですよね。
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